読書のまとめ:2011.11
はい、今月も最初に謝っておきます。ごめんなさい。11月は70冊も読んでしまいました。読んでくださる方々には冗長に感じられる記事ですが、私にとっては大事な記録なので、毎度のことですが、「どうぞスルーしてください」と申し上げています。そうしたら、「スルーするにしてもとにかく長すぎてスクロールが大変!」とのお言葉をいただいてしまいました。本当に申し訳ありませんが、そのようにお感じになられる方は、ブログ左側の「最近の記事」の部分をクリックしていただき、読みたいと思ってくださった記事に飛んでいただけると助かります。よろしくお願いいたします。
11月の読書メーター
読んだ本の数:70冊
読んだページ数:4806ページ
ナイス数:1208ナイス
おやすみなさいサンタクロース
現代の社会事情や子ども事情に、迷いが生じて悩んでしまったサンタさん。トナカイにせき立てられて、出発するものの、例年のように街に降り立つことができません。何を、どのように贈ったら本当に喜ばれる最高のプレゼントになるのか…逡巡した揚げ句に決まったプレゼントは…おぉ!そうきたか!という感じでした。イラストはコラージュが効果的に使われてとてもきれいです。
読了日:11月30日 著者:舟崎 克彦
こまったクリスマス
クリスマスプレゼント配りのドタバタストーリーは数多くありますが、これはオススメです!自分たちも楽しみたいトナカイたちは親戚のお家へお出かけ…困ったサンタさんが集めた動物たちは千差万別、すったもんだの揚げ句になんとか仕事を終えて帰ってくると…♪自己主張が強い割に、窮地には誰かが手助けをして乗り越える動物たち…滑稽さと優しさがとてもよい塩梅です。バーナデットさんのイラスト、色づかいがとてもきれいです。
読了日:11月30日 著者:ラッセル ジョンソン
クリスマスのき (クリスマス伝説)
文庫で。森の立派な木々が自分たちのなりたいものの話をしている中でちいさいもみの木は「クリスマスの木になれるかもしれないよ」と他の木から言われるのですが、「クリスマスの木」がどんなものなのか、誰も知りません。そして、ある日「クリスマスの木」として運ばれたもみの木は、キリストの誕生を祝う世界一幸せなもみの木になりました。もみの木に関する似ているお話はいくつかあると思いますが、ほのぼのとしたイラスト、特にクリスマスツリーになったシーンが温かくてすてきでした。
読了日:11月30日 著者:かながわ さちこ
クリスマスのあたらしいおともだち
文庫で。クリスマスの翌日に新しいおもちゃと引き換えに捨てられたくまのテディと人形のアニー。野良犬チョーンシイが、家に運びいろいろな心遣いをしてくれるのですが、どうしても新しい生活に馴染めません。テディとアニーの望みをかなえるチョーンシイの名案は…二人にできた新しいお友だち、チョーンシイの自分を抑えた優しさがすてきです。チョーンシイにも末長くつきあえる新しいお友だちができたらいいのに…なんだかちょっと切ないおはなしでした。
読了日:11月30日 著者:ジェイムズ・スティーブンスン
クリスマスのすてきなぼうし
文庫で。作るのが大好きなきつねは、帽子を作ってプレゼントするためにろばの家を訪ねます。そこで見たのは帽子を編むろば。それぞれがそれぞれにプレゼントするととってもいい感じ。森のみんなで「いいね」を言いたくて、2匹は自分達の特技で森の動物達の帽子を作ります。プレゼントをするということは楽しみを抱えること、クリスマスの楽しみはプレゼントをする楽しみでもあるんですね。
読了日:11月30日 著者:香山 美子
あすはたのしいクリスマス
文庫で。物音に窓を開けたとうさんが見たのは、8頭のトナカイとサンタクロース。パイプをくゆらせ、でっぷり太ったちょいワルオヤジ的なサンタが笑えます。プレゼントを置いた後のとうさん、かあさんとサンタの共犯的な笑いもすてきです。パオラさんの絵はやっぱりかわいくなく、なんとなく平面的ですが、単純な幾何学模様のモチーフがあちらこちらにカラフルにちりばめてあり、暖かな絵になっています。
読了日:11月30日 著者:クレメント・ムーア
モティマー クリスマスのおひっこし
文庫で購入につき再読。
読了日:11月30日 著者:カーマ・ウィルソン
みつけたぞぼくのにじ (岩波の子どもの本)
文庫で。虹と遊ぶ楽しさを空想し、どんどん膨らませていく少年の気持ちがとてもよく伝わってきます。暗い背景から太陽の明るさへの変化がとてもいいです。
読了日:11月30日 著者:ドン フリーマン
ドアがあいて…
文庫で3歳児に読み聞かせ。う〜ん、ちょっと難しかったかな。治って元気に戻ってくる、ということがわからなかったみたい。
読了日:11月30日 著者:エルンスト ヤンドゥル
これ め
文庫で3歳児に読み聞かせ。いろいろな目の形、表情など、真剣に見ていたが、反応は今一つでした。
読了日:11月30日 著者:中辻 悦子
死ねばいいのに
図書館で。魑魅魍魎、妖しの世界のイメージが強い京極さんの現代物。私にはかなり読みにくい作品だった。死んだアサミの関係者にアサミについて尋ね歩くケンヤ。いわゆる一般人の関係者達にとっては、ケンヤの無垢な質問に自分の本音を引っ張り出される厳しいもの。結果自分たちのことしか語れない関係者達。アサミは笑ったのか?という問いかけにハッとした。私自身は人をどういう風に見ているのだろうか。インパクトの強いタイトルとは対照的にじっくり内向きに考える作品だった。
読了日:11月29日 著者:京極 夏彦
とうさんはタツノオトシゴ
来年の干支にちなんで再読。龍の絵本って、あるようで、ないようで、結構ありそうですね。読友さんのコメントなども参考に探してみたいと思います。
読了日:11月25日 著者:エリック カール
真昼の夢 (ほるぷ海外秀作絵本)
読友さんのご紹介本。トムソンさんは「終わらない夜」に続いて2冊目。優しく、少しワクワクするような白昼夢。でもゴンサルヴェスさんのイラストはちょっと背筋がぞくぞくするような不思議絵の数々。こういう表現ができる人って、本当に尊敬しちゃいます。「終わらない夜」が衝撃的過ぎましたが、この作品も秀逸です。
読了日:11月25日 著者:セーラ・L. トムソン
むかしのこども
図書館で。むかしのこどもは、あぁだった、こうだった…大人が子どもに話すような感じ…でもよく見てみれば、今の子どもたちと共通点がたくさん。はて、この作者は誰の目線で誰に語っているのだろう…よくわからないんですが、ふ〜ん、そうだね、と何となくうなづける本。予想していたのとは全く違う作品でした。黒とグレーが基調になっていて、明るい色も抑え気味です。
読了日:11月25日 著者:五味 太郎
おりがみいちまい
読友さんのご紹介本。折り方以前に簡単なストーリーの絵本になっているところがうれしかったです。正方形の折り紙を半分に折っただけで、楽しく、かわいい世界がどんどん広がっていきます。しばらく折り紙をしていないな。ちょっと折ってみようかな♪
読了日:11月25日 著者:ひぐち みちこ
どうぶつがすき
読友さんのご紹介本。アフリカで、チンパンジー研究をはじめ、自然、地球環境煮関する提言、活動を広くされているジェーン・グドール博士の子ども時代を描いた作品。グドール博士のことは全く知らないのですが、夢を持ち続けることのすばらしさを伝えてくれます。マクドネルさんのかわいいイラストと、細密な動物のイラストが混在し、少女ジェーンの興味、そして夢が大きく、深く広がっていった感じがよく表れています。ラストのチンパンジーとの写真にはウルっときました。博士の今後のご活躍も祈りたいと思います。
読了日:11月23日 著者:パトリック・マクドネル
お友だちのほしかったルピナスさん (大型絵本)
読友さんのご紹介本。ビネッテ・シュレーダーさんの作品3冊目。ルピナスの香りのするルピナスさんと鳥のロベルトの美しい友情。でもそのことに気づくまでに、不思議なお友だちと不思議な冒険を体験します。不思議、不思議に引きずられて、ふわふわと読み終わってしまった感じ。シュレーダーさんのイラストは繊細で、美しい色づかいで、とてもすてきでした。
読了日:11月23日 著者:ビネッテ・シュレーダー
はずかしがりやのぞう (にっけんの創作絵本)
1968年、こぐま社刊のつかさおさむさんの同名の絵本を持っています。もう絶版、と思っていたら2002年に復刊されていることを知りました。タイトルは一緒、はずかしくてどんどん縮んでいくぞうが、ある出来事をきっかけに世界を広げていく…というストーリーも大筋で同じですが、登場動物の名前が変わっていたり、イラストも全く書き換えられています。この作品もかわいいのですが、色遣いやイラストなど、昔のものの方が数段いいなぁと思います。出会えたうれしさと、残念な思い、複雑です。
読了日:11月23日 著者:つかさ おさむ
ひめねずみとガラスのストーブ
安房直子さんと降谷ななさんによる絵本。さむがりな風の子フーが買ったガラスのストーブ、やがて暖を取りにきたひめねずみと過ごすことで、いろいろなことを知ります。やがてひめねずみを置いて旅に出るフー、待ち続けるひめねずみ…胸がきゅっと痛くなるような切なさとストーブのみかん色の火のような暖かさがミックスされたすてきなお話。降谷さんのイラストも今まで読んだ作品とはちょっと違った味のある仕上がりの作品です。
読了日:11月23日 著者:安房 直子
マボロシの鳥
太田光さんの短編集。大人のための童話、という感じです。「マボロシの鳥」は絵本で先に読みました。絵本を読んでいなかったらちょっとわかりにくかったかも。才能、言葉が溢れすぎていてストーリーが見えなくなってしまう作品もあり、ちょっと残念。「タイムカプセル」「冬の人形」は泣けました。
読了日:11月22日 著者:太田 光
モチモチの木 (創作絵本 6)
今日、霜月20日は、「モチモチの木に明かりが灯る日」という情報をいただいたので、再読しました。何度読んでもじ〜んとくるお話です。それにしてもいけずなお医者さま…(^^;;
読了日:11月20日 著者:斎藤 隆介
これは本
今の時代に出るべくして出た本!という感じですが、オーソドックスな絵本の形を大事にしたよい絵本だと思います。サルくんもパソコンのことをちゃんと知った上で、本のよさを大切にしている感じが良く出ていて好感が持てます。ぐんぐん勢力を伸ばしつつある電子書籍への警鐘とも感じたのですが、ちょっと考えすぎかしら?
読了日:11月20日 著者:レイン スミス
じゃがいも畑
貧しく、夜仕事に出るお母さんを助けたくて、夜中のじゃがいも畑にしのびこむ。お姉さんは、何日も下見をし、計画ばっちり。お話は3人兄弟の真ん中息子の視点で進んでいきます。姉の言動を冷ややかに見つめつつ、結局はいう通りにしてしまう少年の気持ちがいとおしく感じます。緊張のじゃがいも泥棒の結末は、なんともガッカリ…でもいけないことはいけないこと。子どもたちへのおしおきと、導きの温かい言葉…大人の対応にぐっときます。すてきな大人に囲まれて幸せな子どもたちですね。大人として学ぶことがたくさんの作品でした。
読了日:11月20日 著者:カレン ヘス
いまはあき
レンスキーさんの季節の本、コンプリート。「あきはいちばんすてきなきせつ」が巻頭と巻末に繰り返されます。これには私も同感!でも新学期の始まる海外と日本の秋は感じ方が随分違うだろうと思います。収穫の秋、ハロウィーンの秋、美しさと楽しさがいっぱいの秋。日本だったら焼きいもが出てくるところだけど…やっぱりないですね(笑)
読了日:11月20日 著者:ロイス レンスキー
たあんきぽおんきたんころりん―たんたんたのしいうたづくし (こどものともセレクション)
長谷川摂子さんを偲んで再読。元気よく声に出して読みたい絵本です。リズミカルな言葉、勢いのあるイラスト、読んでいると自然に声のトーンがパワーアップ、体も揺れてしまいます。
読了日:11月20日 著者:長谷川 摂子
きみたちにおくるうた―むすめたちへの手紙―
図書館で。バラク・オバマ氏が娘たちに向けて書いたお話しにローレン・ロングさんが絵をつけた作品。娘たちへのメッセージですが、ミシェル夫人に献呈されています。アメリカンドリームを実現した人たちを例にあげて、子どもたちには果てしない可能性、未来があることを伝えています。大統領になる前に考案されたようですが、様々な障壁を越えて、幸せをつかみ取る勇気を与えられる作品です。ロングさんによる日本の3.11被災した子どもたちへのメッセージも添付されています。
読了日:11月19日 著者:バラク オバマ
くまの楽器店
読友さんたちのコメントを読んで。安房直子さん定番の心温まるお話にこみねゆらさんの優しいイラストがぴったりです。雲を払い雨を去らせるトランペット、くるみを木から落とすカスタネット…ふしぎやの名前通り不思議な楽器を売っているお店、価格設定がいまひとつわからない…なんて無粋なことを考えながら、やっぱりちょっとのぞいてみたいと思います♪
読了日:11月19日 著者:安房 直子
かぶと三十郎 明日に向かって飛べの巻
図書館で。宮西さんの新しい切り口!と思ったらシリーズ本でした。これは読まなくては!椿三十郎ならぬ、かぶと三十郎が死を賭して残したもの…またまた涙です。威勢の良いセリフ回しがとても楽しいのですが、ちょっと子どもたちには聞かせたくない言葉も混ざっていて…さらっと流せればいいのですが、子どもってそういうフレーズにしっかりひっかかっちゃうんですよね。
読了日:11月19日 著者:宮西 達也
ぞうさんレレブム (岩波の子どもの本)
読友さんのご紹介本。「ラ・タ・タ・タム」のシュレーダーさんの作品。他のぞうとは違う色のレレブム。逡巡した揚げ句に、自分らしさを肯定することができました。内容的にはよくある話です。(特にぞうがコンプレックスを感じるお話ってたくさんあるように思うのですが…)でも絵がシンプル、色遣いもストレートでとてもいいです。「ラ・タ・タ・タム」とは対照的なイラスト。どちらもすばらしいです。
読了日:11月19日 著者:ビネッテ・シュレーダー
おなかいっぱいのしゅうかくさい
文庫蔵書。木のりんごを採るのに苦戦しているウサギとゾウの周りにはいつの間にかたくさんの動物たち…りんごはみんなに分けられ、最後の1個は一番小さいカブトムシに。残った種は埋められ、年がめぐり、またみんなで収穫を楽しむことが出来ました。「強いものは下に、弱いものは上に、子どもはてっぺんに」というベンポスタ・子ども共和国の理想を伝える作品としてベンポスタ・サーカス実行委員会が公募した絵本賞を受賞。版画作品で表情など細かい部分は見にくいのですが、心温まる良い作品でした。
読了日:11月19日 著者:城田 ふみ
歌舞伎町セブン
決着がついたと思っても、まだ何かあるのではないか…と最後までドキドキさせられる作品でした。歌舞伎町という特殊な街で生きる人たちの特殊なルール、それは決して合法的ではないのですが、この話を読んでいると、それもアリなのかな…という気分にのせられてしまいます。ミイラ取りがミイラになってしまうような…「ジウ」の東警部補がさらりと登場しチラチラと絡んでくるのもドキドキ感を高めました。これで終わりなのかな…それとも新しい展開があるのか…誉田さんの次回作が気になります。
読了日:11月19日 著者:誉田 哲也
親が死ぬまでにしたい55のこと
読友さんのご紹介本。「〜までにしたい〜のこと」という本、最近多いですが、初読みです。心温まるエピソードがたくさん、今のところ幸いにして健在の両親にできることを考えるきっかけになりました。少しセピアがかった子どもたちの写真がとてもすてきで、そちらの方で涙を誘われました。
読了日:11月19日 著者:親孝行実行委員会
ネコのラジオ局
読友さんのご紹介本。見開きのネコたちのラインナップから期待が膨らみました。ヒゲをアンテナにして電波を飛ばすネコたちが屋上で手をつないでいるところが、なんともかわいいです。より強力な電波を飛ばす「ヒゲ」を求めて、海に向かう3匹のネコたち。すばらしいヒゲを手に入れてパワーアップしたラジオ局。ヒゲを生やした人は苦手なのですが、今回ばかりはヒゲが欲しくなりました。ローミングキャッツたちの耳にピアスもステキ(笑)
読了日:11月16日 著者:南部 和也
カッチョマンがやってきた!
図書館で。う〜ん、これはどうなんだろう。アメリカのアニメーションヒーローのイメージ。カッチョマンのミッションがあまりにも身近すぎて笑える。でもこれは、大人向きだな。サンタさんにお願いしたものを、パパとママがあっさりプレゼントしちゃう冒頭には???どのページも賑やかすぎて、読み聞かせには不向き。子どもが自分で選ぶのならともかく、私は子どもには奨めないな…と思ったら、図書館の刊行年のオススメシールが貼ってありました。う〜ん…
読了日:11月16日 著者:ミニ グレイ
りんごのえほん
読友さんのご紹介本。なんてかわいい絵本でしょう!りんごの精がりんごの木の一年を紹介してくれます。そのお話しだけでも充分にすてきな本なのですが、巻末の訳者解説で、スウェーデンのお家にはりんごの木があること、りんごは勝手になると思われている感があるということ等、知りました。芸術品のように美しい日本のりんごとの違い、気候風土、文化の違いなのですね。先に読んだ「りんごのおじさん」と対照的な感じです。ゴールデンデリシャス、スターキング…最近お目にかからない、なつかしいりんごが出てきました。オススメです!
読了日:11月16日 著者:ヨレル・クリスティナ ネースルンド
おてだまのたね―秋田・向陽幼稚園の実践記録より (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
米寿の喜びのお裾分けにいただいた88個のおてだま。幼稚園で存分に使われてほどけ目から出てきたおてだまの種。それを育てて作った甘いおてだまは、喜びのお裾分けになりました。すてきな本です。お年寄りとの触れ合い、昔遊び、植物を育てる…など、幼稚園児に提供したい体験を一つの流れにして総合学習のように時間をかけて、実践された向陽幼稚園、すばらしいです。幸せな子どもたちだな、すてきな絵本です。
読了日:11月16日 著者:
にじ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)
読友さんのご紹介本。かがくのとも傑作集なのですが、いせひでこさんの絵、特に青色がすばらしく、その世界にグググッと引き込まれます。にじを見て誰もが感じる疑問、別の場所から見たら…等々を検証していきます。「おひさまを背にした時だけ、虹が見える」、よく考えれば当たり前のことなのですが、あらためて目を開かれた思いです。
読了日:11月16日 著者:さくらい じゅんじ
聖☆おにいさん(7) (モーニングKC)
爆笑するウリエルくん、見たいわ〜ww ムチリンダくんは相変わらずかわいいし…
読了日:11月16日 著者:中村 光
治りませんように――べてるの家のいま
読友さんのご紹介本。精神障害・アルコール依存を抱える人々が共同生活を営む「べてるの家」、タイトルの「治りませんように」は、べてるの家に関わる精神科医川村医師が色紙に書いた言葉。病気を治すための薬漬け状態から、薬を減らし、自分をみつめ、病気と共に生きていく。患者と呼ばず当事者と呼び、当事者が自分を分析する当事者研究を積み上げる。精神科医療の新しい切り口なのだろう。冒頭のホロコーストについての引用がわからなかったが、最後でソーシャルワーカー向谷地さんの思いにリンクした。知らないことを知らされた1冊。
読了日:11月16日 著者:斉藤 道雄
なく虫ずかん (みるずかん・かんじるずかん―金の本)
図書館で。いやはや、にぎやかな絵本です。黒地に大きな字でページいっぱいに書かれた鳴き声。そしてその鳴き声の主が次のページにイラストで出ています。海辺にいる虫…なんて意識したことがなかったけど、意外に多いのですね。
読了日:11月09日 著者:大野 正男,佐藤 聡明,篠原 栄太
パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)
図書館で。大きい子向けお話し会で読み聞かせされた。なつかしく再読。聞き手は幼稚園児、集中して聞いてはいたけれど、反応が全くなかった。言葉の面白さは伝わらなかったのかもしれない。
読了日:11月09日 著者:板橋 雅弘
さくらんぼさくらんぼ (小さな子どもの心におくる絵本)
岸田衿子さんが亡くなられた時に、チェックしてから探してた本、ようやく出会えました。イラストが長新太さん、というのもうれしいです。みんなが食べたいさくらんぼの人気のひみつは、あかくてあまくておいしくてかわいいから。岸田さん、優しく手のひらにのせて、このお話を作ったんだろうなぁ…と微笑ましく想像しました。
読了日:11月09日 著者:岸田 衿子
図書室の日曜日 (わくわくライブラリー)
図書館で。ご紹介の「理科室の日曜日」を探していて遭遇。日曜日の図書館のしきりは、国語辞典と英語辞典だったのね。のっぺらぼうのいたずら描きの謎をめぐって、本の登場人物達が大騒ぎ。ドタバタナンセンスは、今回も絶好調。でも個人的には「音楽室」の方が好きかな。田中六大さんの描く「こなきじじい」、その辺を歩いていそうで妙にリアルでした。
読了日:11月09日 著者:村上 しいこ,田中 六大
音楽室の日曜日 (わくわくライブラリー)
読友さんのご紹介本。村上しいこさんの日曜日シリーズ。逃げるバッハ、気の弱いベートーベン、お風呂に入る楽器たち…ナンセンスが光っています。田中六大さんのイラストが楽しい!見開きのかっぱおんせんのイラストには爆笑でした。
読了日:11月09日 著者:村上 しいこ,田中 六大
ほんとうのことをいってもいいの?
図書館で。うそをついておしおきされたリビーは、ほんとうのことだけ言うと心に決めます。正しいことをしているのに、次々にトラブルが…傷ついた相手の気持ちに気づいた時、リビーは「ほんとうのことを言う」ことの本当の意味を知ります。「うそはいけない」をストレートに受け止める子どもたちに対して、それだけではない、プラスアルファの助言をしてあげることも大人のつとめなのですね。
読了日:11月09日 著者:パトリシア・C. マキサック
いたいよいたいよ (絵本・いつでもいっしょ)
図書館で。同じ石につまづいて転ぶ動物達、そして女の子。みんな痛い時にはママの優しさが欲しいですよね。まつおかたつひでさんの年少児向け絵本。最後のおかたづけのオチがよいです(^^)
読了日:11月09日 著者:まつおか たつひで
ちか100かいだてのいえ
図書館で。「100かいだてのいえ」の二番煎じなんだけど、それでも子どもたちには楽しい絵本でしょうね。和のテイストを醸し出すミミズたちが何ともかわいかったです。
読了日:11月09日 著者:いわいとしお
キツネのおとうさんがニッコリわらっていいました (新しいえほん)
図書館で。みやにしさんの描く「おじさん」は、みんな心優しく、初めの決意を簡単に翻してしまうんですね。このキツネ、にゃーごに通じる微笑ましさです。このキツネの子どもたち、どんな風に育つのかな…
読了日:11月09日 著者:みやにし たつや
なくなったあかいようふく (日本傑作絵本シリーズ)
見返しの矢絣、中のタイトルを囲む麻の葉模様…ワクワクしました。戦前の父親のイラストが保管されていたことをきっかけに、婦人之友記者だった母の思いをたどりながら、息子さんが再話をまとめました。時間差はありますが、親子の共同作業、すてきです。なくなってしまった新品の洋服をめぐる動物達のやりとり。どや顔の犬の迷探偵。オオカミのようなみみずく先生…今の子たちには、ツッコミどころ満載の、他愛もないお話ですが、母親以上の世代には不思議な魅力で迫ってきそうです。
読了日:11月09日 著者:村山 籌子,村山 亜土
100回いったでしょ! (講談社の翻訳絵本)
ママに100回言われた言葉を思い出そうとするキフキフ。でもママの言葉はあぶくみたいに出てくるのでどの言葉かがわからない…結末は、読めているのですが、「〜でもなく…」の「〜」が面白かったです。イラストはちょっと苦手かな…
読了日:11月09日 著者:ガブリエラ・ケセルマン
ゆきやまたんけん (福音館の科学シリーズ)
読友さんのご紹介本。「あまがえるりょこうしゃ」シリーズ3作目。冬眠の季節もなんのその、ペットボトルを改造した探検車で、冬の世界を見に行きます。冬の生き物たちの活動の様子が活き活きと描かれている他、今回はケロコ夫人が登場したり、里山に住む「こういちさんご夫妻」との出会い、そして世話をしてもらうという新しい切り口。これってアリかな?と思いながらも楽しく読みました。松岡さんご出身の長岡市の里山が舞台のようです。
読了日:11月09日 著者:松岡たつひで
かえるだんなのけっこんしき
読友さんのご紹介本。「おはなし歌のおはなし」。アメリカの絵本ですが、もとは400年以上前にスコットランドで歌われていたものが、歌い継がれ、海を渡ったもののようです。イケメンかえると、かわいいねずみの結婚式。いろいろなお客がお祝いに来ますが…巻末の楽譜は、音楽に心得がなくても口ずさめるもの。なるほど、これなら口伝えで伝えることもできるな…と楽しくなりました。
読了日:11月09日 著者:ジョン ラングスタッフ
母~オモニ
知人からの紹介、お借りした本。戦火をくぐり抜け、熊本で底辺の暮らしを強いられ、故郷に帰ることもかなわない中で必死に生きていく両親、特に母の姿を飾りなく綴っています。チョーセンと日本の狭間でもやもやしたまま成長していく在日の子どもたち。自分のアイデンティティー、居場所を求め続ける旅。私自身が育った幸せな高度経済成長時代の別の側面を見せられました。最も近い隣国韓国の歴史、そしてその韓国を祖国とする人たちについて、理解することは本当に難しいことなのだと、気づかされる作品でした。
読了日:11月09日 著者:姜 尚中
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
娘たちからのオススメ。2年前のエピソードと現在の出来事、接点があるようでないような微妙な距離感で進んでいくので、途中であれ?と読んでいる自分の立ち位置がわからなくなる錯覚も起こしましたが、意外な結末、そしてちょっと胸の熱くなる思い…今まで読んだ伊坂作品とはまた違った味わいを感じました。ブータンという国…気になります。
読了日:11月05日 著者:伊坂 幸太郎
未来ちゃん
読友さんのご紹介本。一言の言葉もなく、淡々と少女の写真が続いていく。田舎の風景、四季の美しさ、雑然とした古い家屋、きれいも汚いもごちゃまぜの生活感の中で真っ赤なほっぺの未来ちゃんが、みせる様々な表情。表紙の濃さが最後までそのまま続くので1度に見るのはちょっときつく、ゆっくりじっくり楽しみました。どんな声でどんな言葉で話すのか、どんな泣き方をするのか、一番好きなものは何か…など想像しながら…稲わらにくるまって笑顔の洟垂れ未来ちゃん、ぎゅっとしたくなります。
読了日:11月04日 著者:川島小鳥
ドルチェ
生者のために働く刑事でありたいというスタンスを貫く、所轄勤務のアラフォー女性刑事を主役に据えた警察小説。事件そのもののミステリーより、事件の背景に隠された一般人の事情や心情に主眼をおいた短編。これは殺人ミステリーより書くのが難しいのではないかしら。グッと押さえ込んだような、でもそれでいて読者をしっかり満足させてくれる誉田さんの手腕にうなってしまいます。姫川玲子や門倉美咲とはまた違ったタイプの魚住久江。誉田小説の新しいキャラクターとしてシリーズ化してくれないかな…
読了日:11月04日 著者:誉田 哲也
すずめのくつした (ゆかいなゆかいなおはなし)
読友さんのご紹介本。傾きかけた靴下工場を守ったのは、息子のアンガスの小さな親切。すずめたちに作ってやる靴下のかわいいこと。寒さに足を互い違いに上げるすずめたちの愛らしいこと。お話のおもしろさはもちろん、細かいところまで気配りされた挿し絵は絵本のようですてきです。さらに光吉郁子さんの優しい言葉が温かな作品に仕上げています。文庫に購入したい、オススメ本です。
読了日:11月03日 著者:ジョージ セルデン
あくまのクライネ―たいへんだしっぽがだんだんみじかくなる (1984年)
文庫で。しっぽが短くなっていくクライネ。これでは立派な悪魔になれません。なんとか悪さをして挽回しようと、少年ハンスにターゲットを絞ります。ところが何とも間の悪いこと続きでどうしてもうまくいきません。しょうもない…と苦笑してしまうお話。なんだかよくわからないけど、続編が気になってしまう作品です。
読了日:11月03日 著者:太田 良作
カエルのフレディ空を飛ぶ
図書館で。カエルのフレディは、拾ったハンカチをどう使おうか、いろいろ試してみます。革命の旗…には爆笑しましたが、ついにハンググライダーを作って空へ飛び立ちます。気持ちの良い空の旅、天敵との出会いもありますが、機転を利かせてクリアします。イラストの中には、どう見てもカエルに見えないカエルも出てきます。大人にとってはご愛嬌で楽しいのですが、子どもに見せたら激しく突っ込まれそうな絵本です。
読了日:11月03日 著者:ジーグムーント フレンケル
カエルのフレディ海を行く
図書館で。カエルと聞けば読まないわけにはいきません。風船と共に飛ばされて海に着水したフレディ。海水に閉口しながらも、海の生き物達との出会いにいろいろなことを考えます。軽快で楽しいお話です。イラストがなんとも大雑把なところもいい感じです。フレディからのメッセージ「カエルは海にいれないで…」はい、よくわかりました(笑)
読了日:11月03日 著者:ジーグムーント フレンケル
おほしさま かいて!
文庫で、4年生に読み聞かせ。男の子でしたが、自分の書く星とは違う…とぼそぼそ言いながら見ていました。
読了日:11月02日 著者:エリック カール
めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)
文庫で。長谷川摂子さんを偲んで。毎年夏休みには読む作品ですが、あらためて読んでみると、おっきょちゃんとかっぱに良く似ているなぁ感じます。「めっきらもっきら…」の言葉だけでこの本は成功しているように思います。
読了日:11月02日 著者:長谷川 摂子
きょだいな きょだいな(こどものとも絵本)
文庫で。長谷川摂子さんを偲んで。「あったとさ、あったとさ…」リズム感のある楽しいフレーズ、ど迫力のイラスト、楽しい1冊です。大型絵本があるとのことですが、さらに迫力が増して楽しいだろうな、読んでみたいなと思います。
読了日:11月02日 著者:長谷川 摂子
おっきょちゃんとかっぱ (こどものとも傑作集)
文庫で年少・低学年に読み聞かせ。長谷川摂子さんを偲んで。かっぱにはキュウリ、というイメージは幼稚園児にはなかったようで、「え〜かっぱ、キュウリなんて食べるのかな〜」とかわいいリアクションが帰ってきました。
読了日:11月02日 著者:長谷川 摂子
あの日のことを かきました (シリーズ・子どもたちの未来のために)
図書館で。コロンビア生まれの筆者は日本からスタートして9.11後のニューヨーク、アフガニスタンの子どもたちを訪ね、絵と折り紙で子どもたちの明るさを取り戻す活動をされてきました。見開きのページにニューヨークとアフガニスタンの子どもの絵が並んでいます。黒い太陽、自分の家族や親戚が銃撃戦をしている姿…子どもたちにこんな絵を描かせる大人の罪を深く思います。絵を描き続けることによって少しずつ明るい色の増えていく絵もありますが、ひとたび刻まれた記憶をきれいにすることは難しい…ツライ現実です。
読了日:11月02日 著者:エクトル シエラ,Hector Sierra
おどるカツオブシ
読友さんのご紹介本。うわ〜この絵はダメだ!ちょっと鳥肌が立っちゃいました。お話の内容はとてもいいと思うのです。とっても大事なのになかなか主役になれないかつおぶし、今ではパックの削り節しか知らない子が多いでしょうし。かつおぶしの唄も「いつか はなさく」…としみじみきます。お好み焼きから立ち上るかつおぶしの香り…本当にすばらしいのに、な〜んでこの人のイラストと合わせちゃったかな、森絵都さん!新境地の開拓…ということで受け入れたいけど…う〜ん(; ̄O ̄)
読了日:11月02日 著者:森 絵都
りんごのおじさん (おはなしのほん)
読友さんのご紹介本。自然栽培を提唱している木村秋則さんの実話をもとに、竹下文子さんと鈴木まもるさんのコンビですばらしい絵本になりました。長い歳月の試行錯誤が実を結ぶ、感動の話ですが、実際は本当に想像を絶する大変さだったのでしょうね。頭が下がります。食に携わる方のお話をいろいろ読んできましたが、あらためて謙虚な思いにさせられます。満開のりんごの花の絵がすてきです、涙が出ます。オススメです。
読了日:11月01日 著者:竹下 文子
おおきなかぼちゃ (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)
読友さんのご紹介本。ハロウィンに間に合って読むことが出来ました。「おおきなかぶ」を思わせる軽快なストーリー、画面からはみ出さんばかりのダイナミックなイラスト…なんとなく親しみがあってよく見たら、シンドラーさんではないですか!思いがけず新作に出会えてとてもうれしいです。かぶと違って、土に埋まっているわけではないのだから、つるを切ってしまえば…なんて大人の発想は必要ないですね。楽しい作品でした。
読了日:11月01日 著者:エリカ・シルバーマン
戦争のつくりかた
図書館で。有事法案を含むこの国のあり方への再考を促す冊子が、ハードカバー化されたもの。この国の現状(2004年現在)、向かっていくところに対する憂慮、それに対してどう向き合っていくべきか、小さな冊子によくまとめられている。護憲、平和を守る視点は理解できるし、この本の考え方には概ね賛同するのだが、果たしてこれを子どもたちと一緒に読む、ということを考えると躊躇を覚える。あまりにストレートすぎ、思想が全面に出過ぎているのがやはり気になる。
読了日:11月01日 著者:りぼん・ぷろじぇくと
インビジブルレイン
姫川玲子シリーズ4作目。ヤクザと一般人の複雑な絡み、警察上層部の不可解な介入…ややこしそうな流れをものともせず、ぐいぐい読ませる誉田さん、さすがです。女刑事から女性刑事に…姫川に対する思いが少し変わりました。違和感ありありなシチュエーションの中で感じる甘酸っぱい切なさがいいです。シリーズの中で一番好きかな。先に読んでしまった続編で感じた変化、終わりの部分でつながり、納得できました。
読了日:11月01日 著者:誉田 哲也
2011年11月の読書メーターまとめ詳細
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